呼吸器内科

概要・特色

 当科は日本呼吸器学会認定施設です。現在医師4名のチーム(内3名は産業医科大学呼吸器内科より派遣)で肺悪性疾患、呼吸器感染症、間質性肺炎、COPD、気管支喘息、アレルギー性肺新患、睡眠時無呼吸症候群、胸膜疾患など多岐にわたった呼吸器疾患の診療に取り組んでおります。外来実績および入院実績をご参照ください。当科は機能活動性の低下した慢性期呼吸器疾患(COPD、間質性肺炎、荒蕪肺、胸郭形成不全患者)さんに対して光風園病院の藤田博司医師らと連携をして呼吸リハビリを行い患者さんの身体活動力向上と疾患予後の改善をおこなっております。

スタッフ紹介

小畑 秀登  副院長 兼 呼吸器内科科長

小畑 秀登  副院長 兼 呼吸器内科科長

昭和61年 産業医科大学医学部卒業
医学博士
山口大学医学部医学科 呼吸器・感染症内科学講座 臨床教授
日本内科学会 認定内科専門医
日本内科学会 総合内科専門医
日本呼吸器学会 指導医 専門医
American College of Chest Physicians Young Investigator Award受賞
日本医師会認定産業医
Infection Control Doctor

松嶋 敦

松嶋 敦

平成14年 山梨医科大学医学部卒業
医学博士
日本内科学会 認定内科専門医
日本内科学会 総合内科専門医
日本呼吸器学会 専門医

平野 洋子

平野 洋子

平成24年 山口大学医学部卒業
日本内科学会 認定医

宇山 和宏

宇山 和宏

平成24年 福岡大学医学部卒業
日本内科学会 認定医
日本呼吸器学会 専門医

外来担当医表

外来窓口:[1階]10番 内科

令和2年4月1日より

 
午前 小畑秀登
平野洋子
松嶋 敦 小畑秀登
宇山和宏
松嶋 敦 小畑秀登
  • ※外来担当表は、予告なく変更される場合がございます。来院前に必ずお電話でご確認ください。
  • ※休診予定については、お電話にてご確認ください。連絡先:083-262-2300(代表)

診療実績

 平成28年度から平成30年度の3年間の診療実績を示しております。入院患者の内訳では、呼吸器悪性疾患、細菌感染、間質性肺炎とその周辺疾患で全体の3分の2をしめており、その他幅広い呼吸器疾患に取り組んでいます。
入院患者実績
入院患者実績 平成28年度 平成29年度 平成30年度
肺癌その他悪性腫瘍 259 (35.8%) 200 (29.8%) 188(29.1%)
呼吸器系細菌感染 196 (27.1%) 182 (27.1%) 178(27.5%)
間質性肺炎と類縁疾患 92 (12.7%) 83 (12.3%) 75(11.6%)
気管支喘息、COPD 46 (6.4%) 81 (12.0%) 63(9.7%)
アレルギー関連肺疾患 6 (0.8%) 8 (1.2%) 11(1.7%)
慢性気道疾患 12 (1.7%) 6  (0.9%) 15(2.3%)
肺抗酸菌、真菌感染 21 (2.9%) 13 (1.9%) 11(1.7%)
睡眠時無呼吸症候群 30 (4.1%) 37 (5.5%) 29(4.5%)
気胸等胸膜良性疾患 11 (1.5%) 8 (1.2%) 16(2.5%)
敗血症 9 (1.3%) 5 (0.7%) 10(1.5%)
心血管疾患 17 (2.4%) 9 (1.3%) 12(1.9%)
その他 24 (3.3%) 41 (6.1%) 39(6.0%)
総数 723名 673名 647名
  • 平成30年度呼吸器科入院患者647名内訳グラフ
呼吸器科年間外来患者実績に関して
呼吸器科外来患者 平成28年度 平成29年度 平成30年度
新患 1748 1634 1485
再来 10829 10359 10264
総数 12576 11993 11749
新患紹介率 66.0% 63.2% 69.4%

地域貢献

 当科では下関地区COPDネットワーク(馬関COPDネットワーク:BaCON)を構築して地域連携パスを用いて下関市内の開業医の先生方と力を合わせてCOPD患者さんの医療連携に取り組んでおります。下関市薬剤師会吸入指導研究会と協力して地域医療従事者に対して吸入療法の技術指導を行って地域のレベルアップをおこなっております。下関市小中学校結核病対策や下関市インフルエンザ対策などの地域行政活動にも参加しております。
  • 下関地区COPDネットワーク運用パス

医学研究

1)久留米大学医学部公衆衛生学教室と共同でCOPDや気管支喘息患者さんに黄砂が悪影響を及ぼすかの調査研究(BMC Public Health 2013,13,754)を行っています。
2)産業医科大学呼吸器内科学と共同臨床研究を行ってクリニカルエビデンスを発信しています([1]化学療法の領域 26巻11号 92-101 2010、[2]THE JAPANESE JOURNAL OF ANTIBIOTICS 64巻5号 281-291 2011、[3]アレルギー・免疫 19巻2号 294-304 2012、[4]THE JAPANESE JOURNAL OF ANTIBIOTICS 66巻5号、283-292.2013、[5]THE JAPANESE JOURNAL OF ANTIBIOTICS66巻6号、23-32.2014、[6]THE JAPANESE JOURNAL OF ANTIBIOTICS67巻3号、193-203.2014)。
3)岡山大学医学部第2内科と共同で非小細胞肺癌のHER2遺伝子発現に関して研究を行っております。
4)EGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺がん患者さんに対するNEJ026試験に参加しております。

呼吸器科の検査

気管支鏡検査

 毎週火曜日と木曜日の午後に透視室で気管支鏡検査を行っております。主に肺癌、抗酸菌症感染症、間質性肺炎類縁疾患などの診断を行います。

肺機能検査

 スパイロメトリーで肺活量や一秒量を測定します。気管支拡張剤を吸入して前後のスパイロメトリーで改善の有無を確かめ気管支喘息の診断に役立てます。メサコリン吸入試験の気道過敏性検査PC20(図を参照)を行います。これも気管支喘息の診断に役立ちますが、全国で行える施設は限られております。CO拡散能検査を行い、間質性肺炎やCOPDの診断に役立てます。

ポリソムノグラフィー

睡眠時無呼吸の精密検査として一泊入院で脳波とSpo2と鼻腔センサーを同時に測定し診断を行います。

気管支動脈造影

 気管支動脈造影を行って、抗がん剤動注や気管支動脈塞栓を施行し肺癌や喀血の治療を行います。
  • 気道過敏性検査PC20についての図

呼吸ケアサポートチーム(RST)

 呼吸器学会専門医2名、認定看護師5名(救急看護認定看護師2名、重症集中ケア認定看護師2名、新生児集中ケア認定看護師1名)、理学療法士1名、臨床工学士3名、医事課係長1名で構成された呼吸ケアサポートチーム(RST)をH22年9月より立ち上げて活動を行っています。
 詳しくは、「呼吸ケアサポートチーム(RST)」をご覧ください。

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