循環器科

概要・特色

概要

 平成30年6月現在の常勤スタッフは大村昌人(循環器科科長・救急部科長 山口大H6卒)、山田寿太郎(冠疾患治療科科長 鹿児島大H6卒)、平野能文(中央検査科長 島根医大H6卒)、濱田芳夫(山口大S55卒)、白石宏造(高知大H18卒)の5名である。長年当科長を務められた百名英二(山口大S49卒)は4年前より非常勤医師として主に外来を担当して頂いている。

診療

 冠動脈インターベンション、カテーテルアブレーション、ペースメーカー(CRT、ICD含む)末梢血管インターベンションなど大学病院と同等レベルの観血的治療はおおよそself -limitingに賄えている。昨年の冠動脈インターベンションは104件であった。かつては280件ほどあったものの病院の転居とともに症例数が低迷したがここ数年は右肩あがりで徐々であるが少しずつ伸びてきている。心エコーは医師以外にも優秀なソノグラファーが日々検査に従事してくれており(昨年6534件;経食道心エコー23件)循環器外来初診時にデーターを全て揃えられる環境にある。経食道3D心エコーによる弁膜症の画像的評価などを高性能のエコー機器を駆使して行い心臓血管外科との合同カンファレンスを通して術式の決定や術中管理などをおこなっている。またICD植え込み術をはじめカテーテルアブレーションなどの不整脈の観血的治療を施している。

研究/学会発表

 各医師ともに多忙な診療の合間をぬって臨床研究を行い精力的に学会発表、講習会講演、座長などを行っている。
 

カンファレンス

 毎週水曜日午前7時30分~8時30分心臓血管外科との合同カンファレンスを行い心臓カテーテル検査のレビューや治療方針の決定、興味ある症例の紹介・討論などを行っている。

平成28年度診療実績

 平成27年のそれと比較して大差はない。我々スタッフは365日のCCU待機制をとり、心不全や心筋梗塞をはじめとする循環器急性疾患に対応すべく最善策を講じている。急性冠症候群はこの1年間で74名が入院し14名が保存的治療を、残りの60名が緊急冠動脈インターベンションを施行されている。平成26年4月より保険診療報酬上も救急車到着時よりPCIのバルーンによる冠動脈血流再還流時までの時間が問われるようになったが同年7月現在で平均58分と設定された90分以内をほぼクリア(クリア率84%)できており迅速な連携の賜物と自負している。昨年1年間の心筋梗塞の院内死亡例は2名、全体の2.7%であり全国の水準(5~10%)をはるかに凌ぐ良好な成績をおさめている。狭心症に対する待機的PCIは44件でPCI合計は104件であった。
 一方で心不全収容件数は200件であり死亡件数は9件(4.5%)であった。心室内伝導障害による非協調運動がその一旦を担っている心不全に対しては観血的介入治療として大村先生を中心にCRTP/Dの植え込み術(新規・植え替え計16件)を行っている。
 心臓カテーテルアブレーションは33例。WPW症候群やVTをはじめとする各種不整脈にたいして3Dマッピングシステムを使用した先端の技術でもって治療を施している。本年より今までレンタルであったカルトシステムの購入を図り常設とし心房細動に対する肺静脈隔離術を開始した。症例はまだ多くはないが薬剤抵抗性の心房細動がその後の外来フォローでコントロール可能となるのは施行者自身が驚いている。イリゲーションカテーテルやコンタクトフォースモニター可能なデバイスの発展は目を見張るものがある。クライオバルーンや来年にはレーザーバルーンが登場するが時代に乗り遅れないよう研磨しなければならない。

スタッフ紹介

大村 昌人 循環器科  科長

大村 昌人 循環器科 科長

平成6年 山口大学医学部卒業
日本内科学会 認定医
日本循環器学会 専門医
AHA BLS/ACLS Training Center Faculty
日本医師会認定産業医

山田 寿太郎 冠疾患治療科  科長

山田 寿太郎 冠疾患治療科 科長

平成6年 鹿児島大学医学部卒業
日本内科学会 認定医
日本循環器学会 専門医
日本心血管インターベンション学会専門医

平野 能文 中央検査科  科長、研修管理責任者

平野 能文 中央検査科 科長、研修管理責任者

平成6年 島根医科大学医学部卒業
日本内科学会 認定医
日本内科学会 総合内科専門医
日本循環器学会 専門医
日本心血管インターベンション学会認定医

濵田 芳夫

濵田 芳夫

昭和55年 山口大学医学部卒業
日本内科学会 認定医
日本循環器学会 専門医
日本心血管インターベンション学会 指導医
 

白石宏造

白石宏造

平成18年 高知大学医学部卒業
日本内科学会 認定医
心臓リハビリテーション学会 指導医

百名 英二

百名 英二

昭和49年 山口大学医学部卒業
日本内科学会 認定医
日本循環器学会 専門医

外来担当医表

外来窓口:[1階]10番 内科

平成30年6月1日より

 
午前 大村昌人 濵田芳夫
 白石宏造
 百名英二
冠疾患治療科
 山田寿太郎  
濵田芳夫
 平野能文
 百名英二
冠疾患治療科
 山田寿太郎
午後 白石宏造
ぺースメーカー
大村昌人
大村昌人
 
ぺースメーカー
 百名英二
濵田芳夫
平野能文
 
  • ※外来担当表は、予告なく変更される場合がございます。来院前に必ずお電話でご確認ください。
  • ※休診予定については、お電話にてご確認ください。連絡先:083-262-2300(代表)

循環器科診療実績表

  平成25年
経胸壁心エコー 6,496
経食道心エコー 140
冠動脈MDCT 10
緊急冠動脈インターベンション 43
待機的冠動脈インターベンション 34
急性心筋梗塞入院数 70
うち冠動脈インターベンション 43
末梢血管インターベンション 18
ペースメーカー植え込み新規 43
ペースメーカー植え込み交換 32
ICD植え込み新規 4
ICD植え込み交換 2
CRT植え込み 1
CRT-D植え込み 2
カテーテルアブレーション 29

外来でできる検査(心電図,心エコー図,運動負荷心電図,ABI,冠動脈CT等)


▲心エコー検査機器


心臓の断面がよくわかります


マルチスライスCTによるバイパス手術後冠動脈造影


冠動脈の狭窄を検出します

25年度AMI月別入院数

急性心筋梗塞 月別入院数

循環器ホットライン

 平成28年9月1日より、当院では循環器ホットラインを設置しております。
 平日8:30~17:00の間、循環器疾患が疑われ、救急搬送を要する場合や循環器疾患に関しお困りの際はご連絡下さい。
 → 詳しくはこちらをご覧下さい。

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