緩和ケア内科

概要・特色

 2015年4月に当院はがん診療連携拠点病院に指定されました。これは当院が下関地域のがん治療の中心となることを意味します。そこでがん治療をこれまで以上に充実させるために、がんという病気あるいはがん治療にともなうさまざまな苦痛を緩和する診療部門として緩和ケア内科が新設されました。
 緩和ケアとは命に関わるがんなどの病気に直面している患者さんとそのご家族に対して、痛みなどのからだの問題、心配、不安などのこころの問題に早い時期から対処することで生活の質を高める手段です。したがって、がん治療の時期に関わらず、治療といっしょにすすめるべきものです。

スタッフ紹介

河田 竜一 科長

河田 竜一 科長

平成元年 山口大学医学部 卒業
日本緩和医療学会 緩和医療認定医

外来担当医表

外来窓口:[1階]17番 緩和ケア内科

平成30年1月1日より

 
午後 河田竜一
14:00~16:00
河田竜一
13:00~15:00
  • ※外来担当表は、予告なく変更される場合がございます。来院前に必ずお電話でご確認ください。
  • ※休診予定については、お電話にてご確認ください。連絡先:083-262-2300(代表)

どのような治療が受けられるのでしょう?

 まず、いまお困りの症状についてよく話し合いましょう。つぎにその症状をやわらげるためにどのような方法(薬物治療であることが多い)があるか提案します。患者さんに納得いただけたらその方法で治療を開始します。定期的に受診いただき、その効果を確認し、効いていなければ変更します。次に、治療の目標について話し合いましょう。強い症状の場合、完全にとれることが難しくても軽くなって、夜がゆっくり休めるように、食事がしっかりとれるように、あきらめることなく協力して治療しましょう。たとえば痛みでは飲み薬を増やしてもとれないときには、神経ブロック治療をお勧めすることがあります。神経ブロックは、痛みを感じる神経に麻酔薬や強い鎮痛薬(オピオイド、医療用麻薬ともいう)を注射して、痛みが伝わるのを抑えるのでよく効きます。ただ、神経の近くに針をすすめる治療なので専門的な知識と技術が必要です。麻酔とペインクリニックの専門知識・技術を応用して行います。また、患者さんに多い症状であるからだのだるさ(倦怠感)など西洋薬では治療しにくい症状にも、治療方法のひとつとして漢方治療も積極的に取り入れています。

当科を受診いただくには

どのようなときに受診いただくとよいでしょう?

 それは、いまがん治療を受けている患者さんで痛みや吐き気、眠れないなどの症状があって、受診中の診療科で治療されても解消されないときです。
 

どのようにして受診するのがよいでしょうか?

 他の病院で治療中の方

 いま治療を受けている診療科の医師に、緩和ケアを受けたい希望を話してみましょう。医師から病診連携(患者さんの紹介受診を円滑にする病院間の連携のこと)を通して、当院に連絡いただくことでスムーズな受診手続きができます。
 これまでの病気の経過がわかる紹介状を書いてもらい、持参して下さい。
 外来受付窓口は17番の整形外科と同じです。外来の名前は症状かんわ外来です。

当院で治療中の方

 いま治療を受けている診療科の医師に、緩和ケアを受けたい希望を話しましょう。医師のほうからすすめられる場合もあります。紹介状を書いてもらい、受診手続きします。
 あとはこちらから病室へ往診いたします。

 つらい症状を緩和(かんわ)して、いきいきと生きる、人生を楽しみましょう。

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