眼科

概要・特色

概要

  今年度(平成25年4月1日~平成26年3月31日)の外来診療体制に関しては スタッフに変更なく木村、引地の両看護師、辻村クラーク、および医師:中山で担当、月・水・金曜日の午前を初診・一般再診(予約なし)とし、火・木曜日に手術(午前)、レーザー治療、眼鏡・コンタクトレンズ等の調整(主に火曜午後に集中)を充て、未熟児外来を木曜午後に、各々予約再診で行った。
 入院に関しては 主に白内障、他手術目的の短期入院がほとんど。受け入れ先は緊急時をのぞき6階東病棟で手術前後の手順や観察項目などクリニカルパスの運用などは概ねスムースに行われているが、やはり入院期間延長例が問題。理由は事前説明にも係わらず本人・家族の都合による事がほとんどで、術後合併症や発熱・持病の悪化などの医学的理由による者は少ない。4月の保険改訂による混乱も含め新たな見直しが必要。

診療内容

 外来では、新患総数(新規の診療録作成者)は848名。内訳は例年通り白内障、緑内障(健診後の精査や自発的検診、他院からの手術依頼、セカンドオピニオン目的を含む)、糖尿病(視力低下や主治医からの精査依頼あるいは自主的な検診希望)、飛蚊症、屈折異常・調節障害による視力低下や眼精疲労・頭痛・眼痛、複視、あるいは静脈閉塞などの血管閉塞性疾患。また結核や非結核性抗酸菌症に対するエタンブトール投与患者での視神経症やサルコイドージスでの眼合併症は呼吸器患者の増加に伴い引き続き増加傾向、小児ネフローゼや間質性肺炎、膠原病などでのステロイド治療による緑内障合併や白内障進行も基礎疾患の慢性化や再燃に伴い増加。一時期急増した胃癌術後などのTS-1投与患者等での角膜・涙管障害などは減少しているように思える。
 加齢黄班変性症(AMD)については、昨年ほどの注目度はないようで、再生医療への期待度も一部で口にはされるものの、少し実現から遠ざかったとの印象は感じられる。むしろ既に視力も低下し新たな治療の適応にない方々へのカウンセリングや医療相談などの対応の必要性が感じられる。
 花粉症は今年は例年通りの発症状況だったが、PM2.5や黄砂などの影響か、痒みなしの充血・流涙や発症時期の分散が見られた。
 また、年度をまたぐかもしれないが、昨今カラーコンタクトレンズでの角膜障害の問題が話題となりメデイアでも再三取り上げられている。総合病院では診療時間の関係でもともと若年患者が少なく、患者さんの家族からの相談や職員の休日使用などでの症例以外は実際に対応することは少ない。軽症では装用中止と通常のコンタクト障害に対する点眼治療で改善すると思われるが、若年では慢性化、再発率が高く今後重症例が近医より紹介されてくる可能性もあり、意識改革も含め対応を考える必要あり。

スタッフ紹介

中山 昌子 科長

中山 昌子 科長

昭和62年 山口大学医学部 卒業
日本眼科学会 専門医

外来担当医表

外来窓口:[2階]22番 眼科

平成30年1月1日より

 
午前 中山昌子 手術 中山昌子 手術 中山昌子
午後 専門外来 手術
特殊外来
専門外来 手術
特殊外来
専門外来
  • ※外来担当表は、予告なく変更される場合がございます。来院前に必ずお電話でご確認ください。
  • ※休診予定については、お電話にてご確認ください。連絡先:083-262-2300(代表)

外来担当表の注意事項

■一般の初・再診は月・水・金曜日午前のみ
受付時間:(初診は 8:30~)11時まで

*診察の結果、外来診療時間内では困難な検査・治療が必要と判断された場合に、予約診療(主に火・木曜)を行う。
 眼鏡・コンタクトの調整,レーザー治療,CT/MR等一般外来診療時間内では困難なもの。

*初診や通院の便宜上の理由での予約診療は、原則受け付けない。

受診される前に・・・

 視力低下や飛蚊症,糖尿病健診,緑内障などの検査の際には散瞳剤を使用しての眼底検査が必要なことが多く、検査後しばらくは運転や読字が困難となる。受診の際には十分な時間のとれる日程で、運転は避ける事が望ましい。
 手術は主に白内障手術(人工水晶体挿入を含む)等を原則入院で行っている。期間は片眼につき3~7日、両眼の場合は他眼の手術より一週後に対眼の手術を行う。退院後も、初回2~4週後、その後しばらくは月一回程度の通院を要するが、希望により近医での通院も可能。
 手術希望の場合、一旦一般外来(月・水・金の午前)を初診され、必要な検査,診察の後、適応であれば予約登録し、手術の1~2週前に再度術前検査に受診する事になるが、他院同様予約が込んでいるため、日程決定の案内は2~3ヶ月以上先になることも少なくなく、免許更新など期日を要する手術希望の方は、早めの受診が必要。眼鏡処方や光凝固術についても一般外来受診後に予約治療となるのが原則。
 また、現在当科において小児白内障や硝子体手術などは行っていない為、これらの治療の適応があれば大学病院を含め近隣の病院への紹介を行っている。

診療実績

手術症例数
手術患者数 100例
白内障 98例
緑内障 2例*
斜視、内反症 0例
外傷・剥離 0例
(*白内障、緑内障同時手術無し)
レーザー治療患者の内訳
光凝固治療患者数 85例
後発白内障 22例
緑内障 8例
糖尿病網膜症 32例
網膜裂孔・変性症 13例
網膜動・静脈閉塞 8例
中心性網脈絡膜症 0例
加齢性黄斑変性症 0例
その他* 1例
(*牽引による硝子体出血や細小動脈瘤など)

ページの先頭へ