認定看護師のご紹介

集中ケア認定看護師  岡崎 美幸

 平成24年に集中ケア認定看護師を取得しました。主に、集中治療室で心臓血管外科の手術後や脳外科の手術後の患者さんの看護を行っています。手術された患者さんが、一日でも早く、自宅ヘ戻られるように援助したいと考えています。また、看護師一人一人が実践能力を向上できるように、勉強会の開催や、指導を行っていきたいと思います。

集中ケア認定看護師  堤 由佳

 平成27年の7月に集中ケア認定看護師を取得しました。手術を受けられた患者さんの看護を行うのはもちろんですが、疾患によっては、突然発症し入院となることがあり、患者さんの状態によっては意思疎通が図れないことも考えられます。その場合、家族の負担や不安は大きく、認定看護師としてしっかりお話を伺い身体的・精神的にサポートが行えるように心がけています。集中ケア認定看護師は、特定の疾患に対してではなく幅広くみなさんに関わることになります。患者さんが安心して治療を受けられるような環境が提供できるように努力していきたいと考えています。

集中ケア認定看護師  前田 友美

 平成27年に集中ケア認定看護師を取得しました。現在、外科、脳外科病棟に所属し、手術を受けられる多くの患者さんと接しています。術後は、体力的にも精神的にも体に多くのダメージを与えます。その不安定な時期を安楽に過ごしていただけるよう、看護を提供していきたいと考えています。また、医師をはじめとする他職種と連携し、術後合併症を起こさず、早期に退院を迎えられるように取り組んでいきたいと思います。

新生児集中ケア認定看護師  米村 幸子

 平成16年より新生児集中ケア認定看護師制度が始まり、私は、第1期生です。活動内容として、日本看護協会での研究発表、看護学生や新採用者に、新生児看護について講義、指導を行っています。また、看護実践としては、赤ちゃんの人生・新しい家族のスタートを共に過ごす事の大切さを忘れず、日々、スタッフや他職種と研鑽・協働し、赤ちゃんとご家族の成長をサポートしています。

新生児集中ケア認定看護師  安田 さくら

  平成30年に新生児集中ケア認定看護師の資格を取得しました。新生児集中ケア認定看護師には、ハイリスク新生児の病態変化を予測した重篤化の予防・生理学的安定と発達促進のためのケア、および親子関係形成のための支援という役割があります。 医療的なケアを必要とする新生児が増加する中、認定看護師としての役割は急性期だけではなく、退院支援や虐待予防などへと広がってきています。生まれた赤ちゃん達が安心して過ごし、後遺症無く元気に成長発達していけるように、家族を含めたケアが必要であると考えています。これからも日々自己研鑽しながら、質の高い優しい看護をチームで提供できるよう、実践・指導・相談の役割を果たしていきたいと思います。

救急看護認定看護師  藤枝 絵美

 突然の事故や病気は、患者さん・家族にとって大きな身体的精神的危機を与えます。救急認定看護師として、的確な判断に基づいた確実な対応を実践し、危機状況にある患者さんと家族の精神的支援ができる看護を目指しています。また、他の医療従事者ヘの救命技術の指導、相談を行い、チーム医療を行う上でのリーダーシップを発揮していきたいと考えます。

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師  安村 美穂

 H23年に脳卒中リハビリテーション看護認定看護師を取得しました。脳卒中リハビリテーション看護に関する勉強会を行うことで知識・技術を高め、患者さんやご家族のQOLの向上に努めたいと考えています。適切なリスク管理のもと、急性期からリハビリテーションを実施することが重要であるため、多職種と協働し、安全で安心できる看護を提供できるよう努力します。

手術看護認定看護師  丸岡 聖路

 平成26年に手術看護認定看護師を取得しました。手術看護認定看護師として、二次的合併症の予防や術後の回復過程を促進できるような術中看護を目指しています。日々、高度化する手術医療の中で、患者さんが安心して手術を受けられるように、常に自己研鑽に努め、スタッフ一人ひとりが根拠に基づいた看護を提供出来るように教育、指導を行っていきたいと考えています。

手術看護認定看護師  西嶋 和弘

 平成28年に手術看護認定看護師の資格を取得しました。手術を受けられる患者さん・家族は、さまざまな不安や期待を持って手術に臨まれます。そのような患者さん・家族の擁護者となれるように支援していきたいと考えています。また、専門知識及び技術向上のための自己研鑽に取り組み、スタッフへ指導・実践・相談を通して、医療ニーズの変化に対応できる人材育成に努めていきます。認定看護師として、患者さん・家族が安全に安心して手術を受けられるように看護ケアを提供していきたいと考えています。

緩和ケア認定看護師  柴田 敏子

 H23年に緩和ケア認定看護師の資格を取得しました。現在は、患者さんの苦しみを和らげ、自分らしく生きていけることを目標に他職種と共に支援を行っています。さらに、幅広い緩和ケアの知識や技術を指導したり、がん患者さんの患者会に参加し患者さんや御家族の悩み、不安が少しでも和らぐよう活動を行っています。緩和ケアとは、人と人とのつながりを大切にし、個別性を十分に生かすことのできる「オーダーメイドのケア」です。「緩和ケアは看護の真髄になる」という言葉を胸に、緩和ケア認定看護師としていつでもどこでも切れ目のない緩和ケアの普及に努めていきたいと思います。

緩和ケア認定看護師  山本 千春

 平成26年に緩和ケア認定看護師を取得しました。現在は、緩和ケアチームの一員として活動しています。また、症状かんわ外来、ふくふくサロン(がんサロン)などに携わり、患者さんとご家族の苦痛や不安が軽減し、がんを抱えながらもよりよい生活ができるように支援しています。緩和ケアは終末期の印象が未だ根強いですが、がんと診断されたときから始まります。近年がんの患者さんは増加しており、今後、緩和ケアをより身近に感じて頂き、早期から継続的に関わることのメリットを浸透していきたいと考えています。常に患者さんとご家族の思いに寄り添い、院内および地域全体の看護の質の向上に努めていきたいと思います。

がん化学療法看護認定看護師  清水 倫子

 2009年6月よりがん化学療法看護認定看護師としての活動を始めました。現在がん化学療法を受ける患者さんは増えてきています。がん化学療法を受ける患者さんやこ家族の苦痛が少なく治療を行うことができるように、治療内容の説明や副作用のセルフケア指導などサポートしていきたいと考えます。またスタッフとの勉強会を毎月行い看護の質の向上を目指しています。

がん化学療法看護認定看護師  生田 香織

 令和2年にがん化学療法看護認定看護師の資格を取得しました。抗がん剤と聞くと、副作用がつらいイメージでしたが、治療薬の進歩に伴い副作用に対しての支持療法も改善されてきています。治療を安全安楽に行えるように、副作用の症状マネジメントを行い、患者さんや、家族がセルフケアできるよう支援していきます。またがん化学療法薬の安全な投与管理を行うことが重要となります。スタッフを対象に積極的に勉強会や相談指導を行っていき、看護の質の向上に努めていきます。これからも自己研鑽に励み、実践モデルとなり医師や薬剤師など多職種と連携し院内だけでなく地域全体にも看護の質を高めていけるよう認定看護師としての役割を果たしていきたいと思います。

がん放射線治療法看護認定看護師  倉冨 彰

 久留米大学認定看護師教育センターの一期生として、平成22年にがん放射線療法看護認定看護師を取得しました。学会や研修会への参加を通して自己研鑽に努めています。活動として、放射線治療を受けられる方が、安心して治療を受けられるように、治療計画から有害事象を予測し、予防的観点からケアに関わっています。平成23年11月より前立腺がん密封小線源永久挿入療法が当院で行われるようになり、スタッフヘの教育、指導を行っています。また、この治療を受けられる方の思いを受け止め、自己決定支援や治療前後に閲する指導を行っています。

がん性疼痛認定看護師  池田 恵理佳

 平成28年度にがん性疼痛認定看護師を取得しました。痛みは、食欲低下や不眠、楽しみさえも奪い自分らしさを失ってしまいます。このような患者さんや家族の痛みを全人的に捉え、その人らしさや今まで通りの生活、楽しみが取り戻せるよう、多職種と協力しながらサポートしていきたいと思います。また、患者さんが不安を抱かれる医療用麻薬について正しい知識をわかりやすく伝えるとともに、セルフケア能力を高め、患者さんのQOL維持と向上を目指し、自己研鑽していきます。

乳がん看護認定看護師  日高 由衣子

 H29年度に乳がん看護認定看護師を取得しました。乳がんは年々増加しており、今や女性が罹患する癌の第1位となっています。乳がんは、病理結果に基づいて診療方針を決定しています。その中で、患者さんの背景や、仕事や子育てなどのライフサイクル上の役割はもちろん、辿る経過、生じうる変化も人それぞれです。そのため、看護師の視点から、また1人の女性としてより近い立場から、患者さんの心身の苦痛を共有し、安心して治療や生活を送ることができるように少しでも力になりたいと思っています。また、他職種とも協働し、当院の乳がん看護の質の向上に貢献できるよう、自己研鑽に努めていきます。

感染管理認定看護師  國弘 健二

 病院の環境には色々な感染の危険性が潜んでいます。安全で質の高い医療を患者さんに提供するためには、最新の科学的根拠に基づいた感染対策を実践する必要があると考え、平成22年に感染管理認定看護師を取得しました。活動内容として、院内ラウンドやサーベイランスを実施しています。感染対策の重要性を職員ひとりひとりが理解し、組織全体として取り組むことが出来る感染対策を目指して活動していきたいと考えています。

感染管理認定看護師  古賀 香奈子

 平成28年に感染管理認定看師の資格を取得しました。感染症に罹患することにより、患者さんやそのご家族の方、そして病院で働くスタッフの負担は肉体的にも精神的にも大きいものとなります。そのため院内での感染を防ぎ、安心して看護を受け、提供できるように環境を整える必要があります。感染防止対策としてスタッフの意識や技術の向上を目指し、院内ラウンドやサーベイランスの実施、勉強会をしていきたいと考えています。また、感染に対するリスクを最小限に抑え、患者さんに安全で質の高い医療・看護の提供ができるよう、多職種と連携を取りながら院内や地域の感染管理活動に取り組んでいきたいと思います。

透析看護認定看護師  谷口 裕子

 透折看護認定看護師の一期生として、透析看護の質向上に日々努力しています。院内では後輩の指導・育成、院外では透折看護に関する講演や講師、看護研究発表、座長、シンポジスト、執筆など多岐に渡って活動しています。現在、我が国はCKD(慢性腎臓病)対策に力を入れています。当院でも腎臓病教室など他職種と協働しながら、患者の力になれる看護師として関わっていきたいと考えています。

慢性心不全看護認定看護師  山口 健二

 熊本保健科学大学キャリア教育研修センターの一期生として、平成25年に慢性心不全看護認定看護師を収得しました。心不全を始めとする循環器疾患患者さんおよびご家族の苦痛や大変な療養生活を理解し、少しでもよりよい人生にできるように努めたいと思っています。また、職員にも心不全治療についての理解を促し、多職種で患者さんを支援できるよう目指したいと思います。

認知症看護認定看護師  吉永 奈央

 身体疾患と認知症を持つ患者さんが、安心して入院生活が送れるよう支援しています。また、ご家族が抱えておられる介護の問題に対して個々の生活に合わせた方法での介護方法などをお話しています。これからも患者さんとご家族の心に寄り添える看護を目指します。

糖尿病看護認定看護師  安田 直子

 平威24年に糖尿病看護認定看護師を取得しました。糖尿病は「自己管理の病気」といわれていますが、知識や技術を修得し自己管理を継続して実行することは容易なことではありません。そこで、糖尿病患者さんが糖尿病と上手く付き合っていく方法を見出すことができるように支援しています。今後は、糖尿病治療にかかわる他職種との連携を強化し、糖尿病患者さんのサポート体制を強化していきたいと考えています。熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践を行うことで、糖尿病患者さんをはじめ地域の皆様の生活の質の維持・向上に貢献できるよう努めていきたいと思います。

腎不全看護認定看護師 髙橋 美希

 令和4年に腎不全看護認定看護師を取得しました。慢性腎臓病(CKD)の病期に応じて
腎障害の進行、重症化予防のためのセルフケアの行動の支援に向けた看護実践の役割があ
ります。現在は血液浄化センターに所属し、血液透析を受ける患者さんに安全で安楽な透析
療法が提供できるように看護ケアに関わっています。慢性腎臓病は慢性疾患であり、高齢の
患者さんの透析療法の導入も増えています。患者さんだけでなく、家族の方が不安なく治療
が継続できるように身体面、社会的側面から健康状態をアセスメントし、患者さんが健康的
な生活を送るための支援を目指しています。認定看護師として、患者さんが治療と生活が両
立できるように、院内だけでなく、地域とも連携し看護の質の向上に努めてまいります。

認知症看護認定看護師 浅井俊行

 令和5年度に認知症看護認定看護師を取得しました。認知症の患者さんは2025年には700万人を上回り、65歳以上の5人に1人が羅患すると言われています。また、近年では認知症になる前の段階であるMCI(軽度認知障害)からの様々な治療や介入が注目されています。認知症看護認定看護師として、BPSDやせん妄の予防・対策を一緒に考え、実践していきたいと思います。患者さんが住み慣れた地域へ戻り、その人らしい生活を送ることができるように、地域とも連携し支援していきます。これからも日々自己研鑽しながら、認知症看護の質の向上に貢献できるよう努めていきたいと思います。

皮膚・排泄ケア認定看護師 山本真子

 2023年に皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得しました。私は、ストーマ外来で、術前から専門的な知識と技術提供を行い、術後も継続して一人ひとりの抱える様々な問題を一緒に解決していきます。また、患者さんやご家族がいつでも相談できる拠り所になりたいと思っています。
皮膚・排泄ケア認定看護師は、ストーマ保有者だけではなく、褥瘡などの創傷や排泄障害をもつ方のケアも行います。皮膚が脆弱な高齢者は、皮膚障害を予防するスキンケアの実施や、失禁等を早期に発見し排泄ケアを行うことが大切です。今後は自ら地域へ出向き、通院が困難な方々も支えていきます。多職種と連携し、患者さんにとっての最善の方法で支援できるよう、自己研鑽に励んで参ります。

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