中央放射線部
- 1階
- フロアマップ
概要・特色
中央放射線科は、全ての診療科で活用されているX線撮影・血管造影・CT・MRI・RI(核医学)・PETや、放射線治療など、さまざまな検査や治療を行います。
検査を受ける上で不安や、わからないこと、気が付いたこと等がございましたら、気軽にお尋ねください。
スタッフ
診療放射線技師18名、事務員、5名、医学写真業務担当1名が所属し、中央放射線科の目標に『信頼される放射線診療を目指します』を掲げて日々努力しています。資格取得者
- 第一種放射線取扱主任者(2名)
- 磁気共鳴専門技術者(1名)
- X線CT認定技師(1名)
- 画像等手術支援認定診療放射線技師(2名)
- 放射線治療専門放射線技師(1名)
- 放射線治療品質管理士(1名)
- Ai認定技師(1名)
- 検診マンモグラフィ認定技師(2名)
主な設備
- 一般撮影装置(7台)
- ポータブル撮影装置(3台)
- 乳房撮影装置(1台)
- X線TV装置(3台)
- CT(64列)(2台)
- MRI(1.5テスラ・3テスラ)(各1台)
- ガンマカメラ(1台)
- PET(1台)
- 血管撮影装置(2台)
- 外科用イメージ装置(3台)
- 骨密度測定装置(1台)
- 高エネルギー放射線治療装置(1台)
- 長尺撮影装置(1台)
- パノラマ撮影装置(1台)
- ハイブリッド手術
CT検査
CT (Computed Tomography・コンピューター断層撮影)とは、X線を用いて体の周りを回転しながらデーター収集してコンピューター処理により断面の画像を作成します。
得られた画像データーよりいろいろな方向の断面の画像や 骨・大動脈・心臓などの3D画像を作成できます。
マルチスライスCTの導入により広範囲を短時間で撮影でき、被ばくの低減が図れるようになりました。
2023年5月16日より、320列CTを導入しました。(現有の64列CTと320列CTの2台での運用となります。)
注意事項
- 検査時は、撮影領域にある金属類は取り外していただき、必要に応じて検査着に着替えていただきます。また検査日の食事を制限する場合もあります。
- 造影剤を使用して検査する場合は、検査の注意事項を確認して安全に検査を受けていただくために、前もって問診を行い同意を取らせていただきます。
MRI検査
MRI(Magnetic resonance image・磁気共鳴画像)とは、強い磁場と電波により、人体の水素原子が共鳴し電波が発生します、この電波を用い画像を作成します。
磁場を用いるためX線の被ばくが有りません。
注意事項
- MRI検査を受けられない方
人工内耳埋め込み者
その他、体内に磁性金属を埋め込まれている方
- 検査室に持ち込みが禁止されている物
- 検査時は、金属類は取り外していただき、検査着に着替えていただきます、検査当日は脱ぎ着しやすい服装でお越しください。また検査日の食事を制限する場合もあります。
- MRI検査の注意事項を確認して安全に検査を受けていただくために、問診を行います。造影剤を使用して検査する場合も、前もって問診を行い同意を取らせていただきます。
PET検査
PET(Positron emission tomography・ポジトロン断層撮影)とは、ブドウ糖に陽電子を放出する18F-FDGをつけた薬剤を注射し、腫瘍細胞に集まった薬剤から放出された陽電子が電子と衝突して発生するガンマ線を体外から測定し画像にします。
PET画像とCT画像を重ね合わせることにより、病変部の位置など詳しい情報を得ることが出来ます。
注意事項
- 午前の検査予定の方は、朝食を取らないで下さい。午後の検査予定の方は、検査の5時間前までに軽く済ませて下さい。
- 糖分を含まない飲み物は飲むことが出来ます、糖分が入っていないか十分にご注意下さい。
- 検査時は、金属類は取り外していただき、必要に応じて検査着に着替えていただきます。
放射線治療
外部照射
リニアック(高エネルギー放射線治療装置)を用いて体外から腫瘍に向けて放射線の照射を行います、CT画像をもとに病変の部位、大きさなどによってそれぞれ最適な照射方法が決められます。密封小線源治療
前立腺癌に対する密封小線源永久挿入療法を行っています。
アイソトープ内用療法
放射線を出す物質(アイソトープ)を注射により投与する治療です。
塩化ラジウム(Ra-223)内用療法を行っています。