院長挨拶

地域に密着した急性期医療を推進し、信頼される病院を目指します。

 この度は社会福祉法人恩賜財団済生会支部山口県済生会下関総合病院のホームページをご覧頂きまして有り難うございます。
 当院は明治天皇の発出された済生勅語により設立された、済生会の「施薬救療」の精神を受け継いだ、大正13年に開設された下関診療所が母体です。戦後、福祉法人恩賜財団済生会下関病院となり、今日まで地域医療の中核を担う急性期病院として成長してきました。特に平成17年(2005)に安岡町に新築移転してからはヘリポートも付設し救急体制を強化し、地域の医療機関との連携もさらに強固なものにしてまいりました。臨床研修指定病院・地域医療支援病院・地域がん診療連携拠点病院・災害拠点病院・地域周産期母子医療センター・小児救急医療拠点病院等多数の指定を受け、現在30診療科からなる373床の病床を有する高度急性期病院として、最近では血液浄化センターの拡充や心臓血管センターの設置、山口県西部地区の公的病院では初めてハイブリッド手術室も完備しました。
 当院は下関市の北部地域にあり旧市街からかなり離れています。病棟最上階からの眺望は日本海から北九州若松地区、下関市彦島地区、旧市街地が一望でき、日本海に沈む夕日は幻想的で、夜景も綺麗です。日本海を行き交う多数の船舶には巨大船舶も多く、夕日と相まるとノスタルジックな感覚におちいります。
 COVID-19によるパンデミックの渦中、極めて変貌を遂げる時代の中で、済生会の基本理念にある心の通う質の高い医療を提供すべく、今後も職員一丸となって地域社会の皆様や先生方に信頼され、真の満足をして頂ける病院づくりをしてまいります。
院長 森 健治

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