当院におけるバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に関する終息と今後の対策について

令和5年5月19日
山口県済生会下関総合病院
病院長 森 健治
 
当院におきまして、令和5年2月22日(第一報)にVRE感染患者発生、3月1日(第二報)、3月17日(第三報)にその後の経過をご報告させて頂きました。
 
2月からこれまで当該病棟において週に1回のスクリーニング検査を継続し、かつ環境検査も適時実施してまいりました。すでに新規陽性患者はずっと認めておらず、陽性であった患者様も陰性を継続して確認した上で、5月18日までにすべて退院されました。このため当院の院内感染防止対策委員会で協議の結果、当院におけるVRE感染問題は終息したものと宣言いたします。患者様ならびにご来院の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
 
今後の対策ですが、これまでの調査からも普通に生活されている人の中にもVREを保菌している人がいることから、引き続き感染予防を継続してまいります。

過去の報告

バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に関する質問と回答

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