産科セミオープン

患者さんへ

産科セミオープンシステムとは?

 妊産婦さんの利便性を保ちながら、妊婦健診や分娩をそれぞれの医療機関の特性を生かした役割分担で、その機能を発揮させることであり、具体的には
 
「普段の妊婦健診は通院が便利な近所の診療所で、お産は済生会下関総合病院で」というシステムです。
 
 登録医療機関からの紹介でこのシステムをご利用いただけます。詳しい内容については、登録医療機関または済生会下関総合病院へお問い合わせください。
 済生会下関総合病院に妊娠初期から通院していた方が、このシステムを利用して登録医療機関で受診できるよう、済生会下関総合病院から紹介することもできます。
 済生会下関総合病院と登録医療機関は、診療情報等を共有し病診連携を図ります。
 当院で行っているマザークラスをご希望のかたは受講いただけます。

メリット

 済生会下関総合病院は地域周産期母子センターに指定されており、緊急手術やハイリスク妊娠・分娩、早産による未熟児分娩等に、産婦人科・小児科医師が対応できます。

医療機関の方へ

産科セミオープンシステム利用のご案内

 産科セミオープンシステムとは、
「妊産婦さんの利便性を保ちながら、妊婦健診や分娩をそれぞれの医療機関の特性を生かした役割分担で、その機能を発揮させる」というシステムです。
 済生会下関総合病院に妊娠初期から通院していた妊婦さんが、妊婦健診を自宅や職場に近い登録医療機関で受診できるよう、当院(済生会下関総合病院)から紹介することも可能です。先生方におかれましては、積極的にご利用いただけますようお願い申し上げます。
 

Ⅰ.登録医療機関・登録医師申請について

 産科セミオープンシステムに参加していただけるご施設は、当院の経営管理課宛に郵送で提出をお願いいたします。
※登録医療機関から当院に分娩紹介する場合、或いは、当院から登録医療機関に妊婦健診依頼をする場合のいずれの場合でも参加可能です。
 

Ⅱ.産科セミオープンシステムのお申込み・妊婦健診等について

① 登録医療機関から済生会下関総合病院に分娩紹介する場合
原則、初期検査終了後、12週~16週頃に当院を受診していただきますので必要書類(診療情報提供書、予約申込書/診療申込書)を作成し、当院地域医療連携室までFAX (083-262-2321)をお願いいたします(月~金曜日 8:30~17:00)。 予約等の確認ができましたら地域医療連携室から連絡いたします。受診時には、初期検査結果表が必要となりますので、セミオープン利用妊婦にお渡しください(受付時間 月~金曜日の8:30~11:00)。その後、妊娠24~26週ごろに当院を受診(中期検査等)する以外は、登録医療機関にて妊婦健診をお願いいたします。その間、セミオープン利用妊婦に関する診療情報を共有し、時間外、緊急時の対応は当院で行い地域医療連携を図ります。34週~36週以降は分娩準備のため、当院で妊婦健診を行います。

② 済生会下関総合病院から登録医療機関に妊婦健診を依頼する場合
当院で妊娠診断を受けた妊婦が、登録医療機関での妊婦健診を希望される場合は、当院から希望される登録医療機関に連絡後、必要書類(診療情報提供書等)を作成し、それを持参し受診していただきますので、妊婦健診をお願いいたします。その後、妊娠24~26週ごろに当院で妊婦健診、中期検査等を受けていただく以外は、34週頃まで登録医療機関にて妊婦健診をお願いいたします。その間、セミオープン利用妊婦に関する診療情報を共有し、時間外、緊急時の対応は当院で行い地域医療連携を図ります。34週~36週以降は分娩準備のため、当院で妊婦健診を行います。

 産科セミオープンシステムの目的は、それぞれの医療機関の特性を生かした役割分担で、その機能を有効に発揮させることです。それにより医療に対する信頼と安心感の向上につながるものと信じます。先生方にはさらなるご支援をお願い申し上げます。
済生会下関総合病院
産婦人科

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