当院での低侵襲心房細動手術が200件を達成

当院では、2018年より低侵襲心房細動手術(ウルフ・オオツカ法)を開始しており、2025年1月の症例で200件を達成しました。患者さんは山口県内だけでなく中国地方および九州地方全域から受け入れており、開始当初よりも年々件数が増加しています。
手術対象となる心房細動は年齢と共に発症する人が増加していき、80歳以上の方の10%がかかると言われています。発症した場合は、脳梗塞予防のために血液をサラサラにする薬を飲み続ける必要があります。
ウルフ・オオツカ法は、心房細動が原因による脳梗塞を予防する治療法のひとつです。脳梗塞の原因となる血栓のほとんどは心臓の左心耳という部位で生成されるため、その左心耳を低侵襲(5~10mmの小さな傷が数箇所、手術時間は1~2時間程度、入院期間の目安は3~7日)で切除し、さらに不整脈も併せて止めるための手技も同時に行う手術です。
術後の経過もほとんどの患者さんが抗凝固薬を離脱ができており、脳梗塞の心配や抗凝固薬を継続した場合の出血のリスクも軽減しています。
治療についてのご相談を直接メールで承っております。お気軽にご相談ください。
◇ご相談は下記のメールこちら(心臓血管外科医師 伊東博史)
h-ito@simo.saiseikai.or.jp
◇治療法の詳細はこちら
https://www.simo.saiseikai.or.jp/departments/shinzokekkangeka_wo.html
手術対象となる心房細動は年齢と共に発症する人が増加していき、80歳以上の方の10%がかかると言われています。発症した場合は、脳梗塞予防のために血液をサラサラにする薬を飲み続ける必要があります。
ウルフ・オオツカ法は、心房細動が原因による脳梗塞を予防する治療法のひとつです。脳梗塞の原因となる血栓のほとんどは心臓の左心耳という部位で生成されるため、その左心耳を低侵襲(5~10mmの小さな傷が数箇所、手術時間は1~2時間程度、入院期間の目安は3~7日)で切除し、さらに不整脈も併せて止めるための手技も同時に行う手術です。
術後の経過もほとんどの患者さんが抗凝固薬を離脱ができており、脳梗塞の心配や抗凝固薬を継続した場合の出血のリスクも軽減しています。
治療についてのご相談を直接メールで承っております。お気軽にご相談ください。
◇ご相談は下記のメールこちら(心臓血管外科医師 伊東博史)
h-ito@simo.saiseikai.or.jp
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