TQM活動と臨床指標

当院のTQM活動における代表的な臨床指標を抜粋して公開いたします。

TQM3項目

  1. 医療安全管理
  2. 感染管理
  3. 品質管理

臨床指標

1.医療安全管理
・転倒・転落発生件数
・転倒・転落発生率
・インシデント・アクシデント患者への影響度別件数

2.感染管理
・MRSA感染率
・BSI感染率
・1患者1日あたり擦式アルコール製剤手指消毒使用回数

3.品質管理
・平均在院日数
・認定看護師総数

臨床指標の定義

医療安全管理に関する指標の定義

指標名 計算式
転倒・転落発生件数 なし
転倒・転落発生率 入院患者に発生した転倒・転落件数÷1か月間の病棟の在院患者延べ人数×1000
インシデント・アクシデントの影響度別件数 なし

感染管理に関する指標の定義

指標名 計算式
MRSA感染率(保菌は除く) MRSA新規感染患者数(持ち込み、保菌を除く)/1ヶ月の延べ患者日数×1000
BSI感染率 中心静脈カテーテル関連血流感染/CVカテーテル延べ使用日数×1000
1患者1日あたり速乾式手指消毒剤使用量 1患者1日あたりの擦式アルコール製剤による手指消毒の実施回数=擦式アルコール製剤使用量÷のべ入院患者日数÷1mℓ(1回の手指消毒に必要な量)

品質管理に関する指標の定義

指標名 計算式
平均在院日数 入院患者延数 / (( 新入院患者数 + 退院患者数 ) ÷ 2 )
認定看護師総数 なし

転倒・転落発生件数

 
年度 発生件数
2022 391

転倒・転落発生率

年度 発生率
2022 3.31

インシデント・アクシデント患者への影響度別件数

影響度 2022年度
0 0
1 261
2 808
3a 16 ※重複あり
3b 0
4a 0
4b 0
5 0
合計 1085
 
インシデント・アクシデント分類基準
分類 影響度 傷害の内容
インシデント 間違ったことが実施される前に気づいた場合
間違ったことが実施されたが、患者には変化がなかった場合
事故により患者に変化が生じ、一時的な観察が必要となったり、安全確認のために検査が必要となったが、治療の必要がなかった場合
a 事故のため一時的な治療が必要となった場合
アクシデント b 事故のため継続的な治療が必要となった場合
4 a 事故により長期にわたり治療が続く場合(機能障害の可能性はない)
b 事故による障害が永続的に残った場合
5 事故が死因となった場合
  その他 自殺企図や暴力、クレームなど

MRSA感染率・在院率

年度 MRSA感染率 MRSA在院率
2022 0.17 4.70

BSI感染率

年度 感染率 CVカテーテル使用比
2022 2.15 0.05

1患者1日あたり擦式アルコール製剤手指消毒使用回数

年度 平均
2022 23.0

平均在院日数

年度 平均在院日数
2022 11.2

認定看護師総数

年度 認定看護師総数(人)
2022 23

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